古本の書き込み

2008年7月7日 読書
さて! 気を取り直して普通ネタ

湯船にぐだぐだ浸かってる(30〜60分)のが好きなので、
風呂に文庫本や雑誌を持ち込んでます。

最近読み直してたのが江戸研究家(故)杉浦日向子さんの『入浴の女王』。
風呂で風呂の話読むのも面白いかな、と思って(笑)

各地の銭湯をめぐり、湯質や客層、歴史やタイル画なんかを比べ、
酒を飲んで地元の人の話を聞き…l
……ってのを杉浦さんの軽妙な江戸弁?でつづった本です。

で、
この本、古本屋さんで購入したんですが、中見ずに買ったら
そこここに鉛筆での書き込みが。
最初は
「うわ…書き込むなよ…てか書き込んだまま売るなよ…」
なんて思ってたのですが、
どんな人が書いたんだろ…?と考え出すと楽しくなってきてしまいましたw

コモリガエルの項に『知ってるもん』なんて書くあたりは
なんだか可愛い感じもするし、
ちょいと美形の兄ちゃんのイラストに
ちょっとハムサンド(髪を切ると尚よし!)
なんて書いてあるのは頑固じじいっぽい気もする。
ハムサンド……ふふふ(笑)

文章を添削(−2、とか)してあるのはちょっと気に障るけど、
時と世代を超えて同じものをいっしょに読んでる気がして
なんだか楽しくなってしまいました。
 

あ…
ニコニコ動画のコメントの楽しさって、こういう事なのかな…?

 

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