母上と共に、『ファンタスティポ』を見に行ってきたナ。

堂本の剛君と国分の太一君が、わけわからん猫ダンスを踊る歌
(テレビで一度は見たことあるのでは?)の映画なのだが、
なんでも“好き勝手作った”ものらしいのナ。

「予習してかないとわからないらしいよ〜」
な〜んて言われていたのだけど、あえて予習せずに行ってみたナ。

うん。確かにあれやこれや「わけわからん」要素満載。
上映中なので詳しいネタバレは避けるけれども、

突飛なシチュエーション。強引な画面転換。わけわからん背景。
笑っていいんだかよくわからないネーミングと設定。

…なんだけど、
……泣いてしまった…。(<ちょっと悔しい)
 

大人になる過程でなんらかのコンプレックスとかを持っていた
(もしくは進行形で持っている)人なら共感できるんじゃなかろうか?

私が大人になれてるかどうかは置いとくとして(笑)、
そのコンプレックスにストレスを感じていた時期ってのは、やはり
あったのナ。

「どーにも一人前になれないんじゃなかろうか?」
とか
「自分が自分である必要はないんじゃなかろーか?」
とか
特に私は、就職できなくてパートや派遣で働いてた時期とかが
けっこう長かったので、「自分不必要かも」感は強かったのナ。
…ううむ。
的確な言葉が思いつかないのだけど、漠然とした不安感っちゅーかナ。

あと、
母上がこの日記見てるので、書くのはアレなんだが、
父ちゃん母ちゃんに対する『区切り』とかナ。
依存と独立と愛情と鬱陶しさの区切りをつけるのが大変な時期
ってのがあるよね?バランスってかナ。

 

まあ、そんなわけで、人知れず(?)葛藤してた時期があった
もんだから、トラジにもハイジにも父ちゃんにも(笑)妙に
共感して泣けてしまったのナ。

あんな馬鹿設定で…く、悔しい(笑)
 

…というわけで、予習をしていかなくても十分話はわかるので、
機会があったら見に行ってみるのもよろしいかと思うナ。
 

ファンタスティポ公式(?)情報ページ

http://www.fantastipo.com/

※あ、追記。
ひげを生やした父ちゃん、トラジ、ハイジが本当に親子のように
そっくりで、ナイスキャスティング!でした。